眠るためにやることで、世界中の人が知っていて一度は試したことのあることとは?そう、例の「羊を数える」という「儀式」ですね。でも数えているうちにウトウトとはなりません。多くの場合、数を数えることそのものが気になり始め、眠れなくなるなど、皆さんよくご存知のことと思います。そして意外にも多くの人が「羊を数える」のと同様の「入眠儀式」を行っています。
例えば、音楽を聴くこと、本を読むこと、灯りを自分なりの明るさにすること、などなど。どういうことかと言えば、眠るためには余計なストレスをかけないことが大事なのですが、多くの方が逆にストレスをかける「儀式」を行っているのです。ただし「入眠儀式」そのものは、昼間から引きずってきた様々なプレッシャーやストレスを断ち切るためには、とても効果的です。
瞑想やヨガは、特におすすめです。ただ独学でできるものではないので、誰にでもおすすめというわけにはいきません。瞑想やヨガも、行き着くところは心身を整える呼吸法です。そういう意味では、布団やベッドに入って、ゆっくり深呼吸をして脈拍や呼吸を整えるだけでも、入眠には効果があります。瞑想やヨガでもそうですが、息は吸う事よりも吐ききる事を意識するといいでしょう。
ヨガの中では「委ねるポーズ」と呼ばれる布団やタオルを使って行う、体中の力を抜くものがおすすめです。心身ともにリラックスします。