「いろいろな快眠法を試している余裕はない、今すぐ寝たいのに眠れないんだ」
そんなときがありますよね。
生活習慣を見直したり、朝陽をたっぷり浴びたり、3度の食事をきちんと摂ったりなど、根本から体を改善して安眠を得る方法は他のページにじっくり書かせていただいて、ここでは速攻で眠りにつける「478」呼吸法という優れ技を紹介しましょう。
この呼吸法は、世界的ベストセラーとなった医学の革命書『癒す力、治る力 ー 自発的治癒とはなにか』を著したアメリカのアンドルー・ワイル博士が提唱する手法です。
リラックスするために呼吸をゆっくりにし、最後に息を吐くというシンプルな呼吸法なので、ヨガや瞑想ほど難しくなく、誰もが比較的簡単にできます。
・まず4秒間鼻から息を吸う。
・次に7秒間呼吸を止める。
・8秒間かけて口から息を吐く。
これを1セットにして、4セット繰り返すだけです。人間は運動しているときは早い呼吸をしますが、眠っているときはゆったりとした呼吸をします。呼吸を眠っているときと同じリズムにすることで、副交感神経が優位になり、体を眠りに落とす効果が期待できると言うのです。神経が高ぶって眠れないときなどは特におすすめですね。
もちろん、個人差があるのですぐに効かない人もいるかもしれませんが、まずは試してみて下さい。上級者になるとこれを8セット続けて速攻で眠りにつく方もいるそうですが、体に少し負担がかかるそうなので、初心者は4セットを超えないようにしましょう。