女性に多いと思われている低体温ですが、最近では子供にも増えてきています。
その原因は、以前とはすっかり様変わりした生活様式にあるようです。外を歩いて気が付くのは、子供が外で遊ぶ姿がほとんどないことです。外を自由に走り回ることなど、最近の子供はほとんどしないようです。テレビゲームの浸透など遊びの質が変わったこと、車の増加などによる危険因子の増加など、原因はいくらでも考えられますが、実は大人もコンビニに行くにも車で出かけるなど、運動をしなくなっています。
それが原因で、体の中の熱生産が低調になり低体温になり、疲れやすく、睡眠にも悪影響を及ぼしているのが現状なのです。それでは、低体温はどうすれば解消できるのか?これが意外に簡単です。部屋の中でできることなので、皆さんもぜひ実行してみてください。
方法は2つあります。1つは首のマッサージです。のどぼとけの両側それぞれ1.5㎝のところにある「人迎」というツボ付近を優しく下から上にこすりあげて下さい。これは新陳代謝を高める効果が期待できます。もう一つはお腹をこすること。やり方はおへその周辺を軽く時計回りにマッサージしてあげること。これは体温をつかさどる腸を刺激することになりますから、ぽかぽかと体全体が温まり、寝付きもよくなります。