寝る前にストレッチやマッサージをすると、血液の流れが良くなりますしリラックスも出来て、安眠につながります。不眠に悩む方は、一度眠れても夜中に目が覚め、それ以降眠れなくなることを不安に思う方も多いですよね。この方法なら途中で目が覚めてしまっても、もう一度マッサージをして再び眠ることが出来ます。
安眠マッサージはとても簡単です。左右どちら向きでも構いませんので横になり、上になった足で下の足のふくらはぎや足の裏を優しくさするだけです。痛気持ち良いくらいの強さで押してみるのも構いません。
足の裏にはたくさんのツボがあり、安眠に効くツボ「失眠」は足の裏のかかとの中央部分にありますので、かかとでさすれば常にその部分も刺激できます。
そしてふくらはぎから足の裏までを1往復として、100まで数えるようにします。眠くなればそのまま眠ってください。100まで数えるのは、悩みや不安など、余計なことを考えないため。歌を歌ってみてもいいですが、思い出のある歌は余計なことを考え出してしまいますので、口ずさむなら童謡などが良いでしょう。
横向き寝は仰向き寝より気道がふさがりにくく呼吸が楽になりますが、横向きに寝ると首や肩に負担がかかるという方は、抱き枕(長さ80㎝くらい)に抱きついて横になると、体がちょうど丸くなり手の置く場所も落ち着きます。
ふくらはぎや足の裏は日中の老廃物が溜まり、むくみやすい所です。マッサージで老廃物を流すと翌朝の目覚めも良くなり2倍嬉しいですね。